12月の壁紙

2010.12.01 Wed

column.jpg
▲本当は今日オープン予定だった「SABism」。近日中にはオープンするので、その時またお知らせします。まずは年賀状制作からスタート。

今年最後の壁紙をアップしました。以下各シリーズの被写体の紹介。

LANDSCAPEは新橋付近で見つけた解体工事直前の古いビル。色褪せたピンクの壁がよかった。銀座や新橋にはまだまだ昭和初期に建てられたと思われる古いビルが結構残っているが、やはり耐用年数は既に越えているのだろう。雰囲気があっていいのだが、大きな地震が来たらひとたまりもなさそうだ。古いビルはせめて解体前に写真に撮っておきたいと思ってしまう。という我が事務所があるビルもそれなりに古いので他人事ではない。

IMAGE-01は鉄くずコレクションをヒルズのビルに反射して差し込む太陽の光で撮ってみた。カメラマンになった頃からずっとスタジオに保存してある鉄達。(そう言えば今年はカメラマン20周年でした!)太陽の動きであっという間に光の状態が変わってしまうので、見た感じよりもシャッターチャンスがシビアな撮影。鉄の錆が好きなので鉄の「錆び」と「侘び寂び」の「寂び」をかけて「SABism」という写真とデザインの商品を売るネットショップが今日オープン!なのでその記念にロゴを入れてみた。という予定だったのが…。

IMAGE-02の花シリーズは枯れつつある花を定点観測風に自動でシャッターを切る「うつろい」のシリーズで使った残骸。僕にとって、花は最後の最後まで被写体として使い尽くせる奥の深い被写体である。

CALENDAR-01の紙シリーズはgallery yamahonで購入したデザイナーの山口信博氏がコレクションしていた古い紙の箱達と手持ちの箱を組み合わせて今朝撮影したばかりの新鮮な写真。(本当は撮影するのを忘れていました)昔から素材は何であれ「箱」は好きだったが、紙の箱は「紙」という物理的に弱い素材故に、儚い感じがするところがいいのかもしれない。気がつけば、事務所には「鉄」同様「箱」も多い気がする。

CALENDAR-02の教科書シリーズは何度も撮影で使っている、僕の祖父の万年筆と錆びた鍵。(この両者は何の関係も意味もありません)万年筆については以前ウラのコラムでも書いたが、やはり書くあるいは描くということは紙の存在と同様になくなってはならないことだ。パソコンよ、おまえはたいしたものだが、おまえに出来ないことだってあるんだぜ!とパソコンで書いてみた…。

ということで今年の壁紙はこれで終了。写真にかなりムラがあったような気がするが、毎月ほぼちゃんとアップ出来たことはマル。(暇だったということでもある)今月末までに来年のシリーズを考えます。お楽しみに!(多分、あまり代わり映えはしないと思いますが)

アーカイブ