11月の壁紙

2010.10.31 Sun

10103100.jpg
▲今月の壁紙で使った「おろし金」の裏側。道具としての役割は終わってしまったが、
オブジェとなると裏も表も関係ない。表以上に時間を感じさせる。

11月の壁紙をアップしました。以下各シリーズの被写体の紹介。

LANDSCAPEは蒲田で出会った古いアパート。深い赤でペイントされた壁がいい。一体誰が赤に塗ろうと思ったのか。いいセンスをしている。きっとセンスなんて意識していないのだろうけど、それがいいのだ。

IMAGE-01は静岡にある「水無月」という古道具屋さんのネットショップで見つけた「おろし金」。ベースは真鍮製と思われるが、シンメトリーではない無骨な形がいかにも手作りであることを感じさせる。大量生産にはない味がある。

IMAGE-02の花シリーズはドライになりつつある薔薇。

CALENDAR-01の紙シリーズは和紙を重ねて貼った上に釘を置き、水を吹きかけて錆を生じさせ、錆の痕跡を和紙に残した状態。和紙と錆びは意外に相性がいい。


CALENDAR-02の教科書シリーズは古いメンソレータムの空き缶。メンソレータムは子供の頃、冬になって手が霜焼けになった時に塗ってもらった記憶がある。これひとつでいろいろ使える万能薬的な存在だった。今は薬も多様化して万能薬というと効能があやしまれる感じすらある。薬が進歩すればするほど、人間の力は衰えているような気もする。

アーカイブ