9月の壁紙

2010.8.31 Tue

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▲先月使った紙の皿と「なつはぜ」。夏でも葉は紅葉している。


9月の壁紙をアップしました。以下各シリーズの被写体の紹介。

LANDSCAPEは場所はどこだったのか忘れてしまったが、街を歩いているとよく見る光景。小さなビルのすすけた壁面に換気扇やら配管が無造作に取り付けられている。人に見せようとして作ったというより、見えないこと(あるいは見て欲しくないこと)を前提に必要に迫られて出来てしまった壁面だが、写真でフレーミングしてみると、下手なアートよりも魅力を感じてシャッターを押してしまう。時間と人間の現実の都合によってたまたま出来たオブジェである。

IMAGE-01は以前、大田区の本羽田の町工場の親爺から借りた、金属を加工する機械の部品が入った小さな瓶。何十年も開けられていない工具箱に入っていたこの瓶はある意味タイムカプセルのようだ。消耗した部品と思われるが、なぜ瓶に入れてしまっておいたのか。しかし、町工場の親爺にとったら先代の社長の小さな形見である。

IMAGE-02の花シリーズは撮影で使用して、ドライになった花びらをコップに入れて、窓際で撮影。「うすはり」という薄手のガラスで出来たコップは何を入れても美しい。

CALENDAR-01の紙シリーズは、7月に引き続き俳句同人誌の本文の紙を濡らして、乾かし、くしゃくしゃにして、さらに広げて、重ねた状態。紙は重く、軽く、そして堅く、
柔らかく、そして素材によって変化するその白の多様さは飽きない。

CALENDAR-02の教科書シリーズはカラスウリ。その名前とは異なりカラスの好物ではないらしい。実際に実がなっている所を見たことはないが、茶道用の花を扱う店で既にドライになった状態で購入した。実の形もかわいらしいが、その細い蔓の描く曲線に味がある。

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