7月の壁紙

2010.7.02 Fri

7月の壁紙をアップしました。以下各シリーズの被写体の紹介。

LANDSCAPEは先月につづき、骨董市に行った埼玉県、花園付近で見かけた古い時計&眼鏡屋さんのショーウィンドー?老夫婦のこの店は実質開店休業中だが、いくつかの壁掛け時計はいまだに動いていた。しかし、この店の中の時間は昭和で止まっている。

IMAGE-01は古民家のスタジオにあったマネキン。以前は着物を着せて飾ってあったらしい。しかし、気持ち悪がる人が多いとのことで押し入れの中に放置されていたので、かなり傷んではいたがもらって来た。確かに古いマネキンには不気味さが漂うが、生身の人間とは違った妖艶さがある。

IMAGE-02の花シリーズは百合の花の分解図。大きな百合の花は朽ち方がエロティックである。

CALENDAR-01の紙シリーズは、仕事で表紙の撮影をしたある俳句の同人誌が同じものが何冊かあったので、水につけてオブジェ化して撮影してみた。水につけた紙はふやけて柔らかくなり、その複雑な表情が美しい。本は最近電子化されつつあるが、紙の本の存在感は電子書籍では絶対に味わえない。たかが紙、されど紙。紙はいつかまた、その存在感ゆえに見直される時が来るだろう。と、思いたい。

CALENDAR-02の教科書シリーズは羽ペン。昔の外国の人はこれで美しい字を書いていた。よく書けるものだと思う。最近は文字すらちゃんと書くことが少なくなった。写真の羽ペンは仕事で使ったもので、撮影用に使用済みのコーヒーの粉でエイジング処理がしてある。エイジング処理はいろいろな裏技があるようだ。仕事では紙もエイジング処理したものを使った。それは博物館などの展示を手がける会社の方が作ったものだったが、仕上がりはさすがプロで、言われなければわからない。

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