12月の壁紙

2009.12.01 Tue

12月の壁紙をアップしました。
とりあえず今年は多少遅れた月はあったけれど、これでなんとか無事12ヶ月アップを完了。自主企画養成ギブスとしての壁紙の制作は、僕たちに多少力を付けてくれただろうか。来年もこのまま続ける予定で現在シリーズを検討中‥‥。
以下、オモテの壁紙の被写体の紹介。

LANDSCAPEは事務所の会社案内でも使用している六本木ヒルズのテラスから撮影した東京タワー。あと数年するとテレビのデジタル化で、東京スカイツリーに電波塔としての主な役割は譲ることになるので、ちょっと寂しげな感じがしないでもない。少し前に東京スカイツリーは中国の電波塔に世界一の高さを抜かれそうになり、急遽設計を変更してさらに高くしたが、今年完成したドバイの高層ビルが800 mを越えているので、結局は世界一にはなれないらしい。(ドバイではさらに1000mを越えるビルを計画中とのことだがほんとに大丈夫なのかな。)スカイツリーの600 m以上という高さは、デジタル電波が障害を受けずに届くために算出された数字らしいが、今さら世界一を目指すこともないだろうにと思う。そしてこの地震が多い日本で、まさか倒れることはないだろうが、600m超という建築物は妥当なのか、ちょっと疑問に思う。東京オリンピック開催にしても、なんだか昭和のあの頃の高度経済成長を再び、というはかない夢を追っているように感じてしまう。世界初や世界一を声だかに叫ぶような時代でもないような気がするのだが。

IMAGE-01の鉄のシリーズは、東松原の古道具屋さん「蔵の中」(ここの店主は仕事を発注してもらっている編集者の旦那さんなのだが、古道具屋の店主らしい?ユーモアのある飄々としたおじさんである。古今亭志ん生の火炎太鼓を思い出すくらいにゆるりとしていて、今時ほっとする人柄だ。しかし、いろいろ幅広く活動している。)でいただいた昔のタンスの金具。鉄らしいきれいな錆び方をしている。昔のタンスの金具はどれもかなり装飾が施されているが、これはまだシンプルな方だ。

IMAGE-02のBROKENシリーズは、先日行った骨董市で購入したガラクタの中にあった、昔の自転車のライト。ナショナルのロゴがレトロな感じだ。ボディはプラスチック製だが
厚手で、堅牢な感じがする。最近は自転車もデザインがスマートになって、それに合わせてライトも LEDタイプのコンパクトなものが主流になっている。懐中電灯をはじめ、明るいし、玉切れもなく、電池の消耗も少ないから僕も便利で使っているが、道具感は昔のライトの方が上だ。最近のこの手のモノは「道具」というよりは「ツール」と呼んだ方が似合う。

CALENDAR-01の道具シリーズは、これも「蔵の中」で購入した昔の鋸。鋸はその使用目的に合わせて、様々な形のものがあるが、写真の物はかなりグラフィックである。この形になった理由があるのだろう。使用目的がわからないのでその理由はわからないが、たぶん太い木を切る為の鋸だと思う。道具のデザインにはちゃんとした理由があるところが好きだ。


CALENDAR-02の関係シリーズの今月のテーマは「Men & Woman」。口紅と昔の髭剃り。これは分解して折り畳んでケースに収納できる旅行用。使ったことはないが、何故か自宅のひきだしの中にあった。こんな髭剃りは最近では使わなくなったが、その歯(安全カミソリ)はスタッフがいろいろ捜して買って来た。まだ生産しているのだろうか。この歯の形も今見るとなかなかいい形をしている。この形になった理由もちゃんとあるはずである。(昔はスケ番が隠し持っていた定番の武器だ。)写真は最近の男と女の関係をイメージして、口紅に髭剃りが寄り添うシチュエーションにしてみた。


▲試しに別バージョンも撮ってみたが、こちらはちょっと悲惨な男女関係を思わせるので没にした。


▲カミソリの刃のような〜という表現は、この刃のことである。かなり薄い。上手く剃らないと血だらけになりそうだ。

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